様々な地盤改良工法の良し悪し。パート2

NHouSeの山下です。

前回に引き続き地盤改良工法の紹介です。
今回は、ちょっと変わった地盤改良工法になります。
本当に地盤改良工法は星の数ほどあるので、これでも一部になります。

1.砕石パイル工法(HySPEED工法・スクリュープレス工法・エコジオ工法など)
砕石を地中に転圧しながら詰めていく工法です。
・メリット
 柱状改良工法・鋼管杭工法とは異なり、土地の価値を下げない。
 液状化被害を低減できる。
 環境に優しい。

・デメリット
 弱すぎる地盤では施工出来ない場合がある。

2.GRRシート工法・ジオクロス工法
砕石の上に特殊なシートを張る工法です。
・メリット
 環境に優しい。

・デメリット
 軟弱層の状況では対応できない場合がある。

3.木杭工法(環境パイル工法など)
木の杭を打つ工法。
・メリット
 環境に優しい。

・デメリット
 しっかりと防腐処理した杭を使わないと、腐食する。
 
4.置換工法(D・BOX工法、コロンブス工法など)
弱い土を取り除き、置き換える工法。
・メリット
 環境に優しい。
 撤去が容易。

・デメリット
 残土処理が発生する。
 軟弱層が深い場合は対応できない場合がある。

地盤改良については、一度やるとやり直しが難しいので、しっかりと相談して決めてください。


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