様々な地盤改良工法の良し悪し。パート1

NHouSeの山下です。

色々な地盤改良工法の良し悪しについて書いてみたいと思いますが、
個々の工法をそれぞれ紹介していくと星の数ほどあるので、ざっくり分類して紹介します。

1.表層改良工法
地表面の弱い土をセメントに置き換える工法。
・メリット
 比較的安価。 

・デメリット
 浅い層だけであれば問題ないが、深い層まで弱い場合は対応できない。
 水位が高いとできない。

2.柱状改良工法
・メリット
 実績は多い。
 比較的安価。
 摩擦で支えるので、比較的どんな場所でも出来る。

・デメリット
 土地を売る際に撤去しないと、土地の価値が下がる。
 地盤によっては固化不良等が起こり、柱として機能しない。
 施工に割と広いスペースが必要。

3.鋼管杭工法
・メリット
 強度が高い。
 柱状改良工法に比べ、狭い土地でも対応可能。

・デメリット
 ちょっと高い。
 支持層がないと出来ない。
  
ということで、主流の工法の良し悪しを簡単に紹介しました。

地盤改良ってのは土地にあった工法があります。
それぞれのメリット・デメリットをしっかりと確認していただき
納得した上で対応してもらいましょう。

次回は、その他の工法の良し悪し書いてみたいと思います。